10日の米国市場では、NYダウが19.10ドル高の34466.24、ナスダック総合指数が108.58pt高の14020.33、シカゴ日経225先物が大阪日中比20円高の28940。11日早朝の為替は1ドル=109.30-40円(昨日午後3時は109.55円)。本日の東京市場では、米インフレ懸念の急速な後退を好感し、キーエンス<6861>、東エレク<8035>などIT・設備投資関連株のほか、エムスリー<2413>、MonotaRO<3064>など高PER銘柄が買いを集めよう。一方、米国のインフレ懸念後退を先取りする形で上値を追ってきた三井不動産<8801>、住友不動産<8830>などは一旦利益確定売り優勢となろう。10日大引け後に業績予想の上方修正や増配などを発表した積水ハウス<1928>、ラクスル<4384>、アイモバイル<6535>も買いを集めよう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたサントリーBF<2587>、旭化成<3407>、信越化学<4063>、日本触媒<4114>、三井化学<4183>、住友電気工業<5802>、三菱電機<6503>、デンソー<6902>、三菱重工業<7011>、いすゞ<7202>、日野自動車<7205>、三井住友<8316>、日本空港ビル<9706>などに注目。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:サントリーBFや旭化成などに注目