10日の東京市場でドル・円は反落。日経平均株価の上昇で円売りが先行し、ドルは一時109円68銭まで値を上げた。ただ、米10年債利回りの低下でドル・円は下押しされた。一方、全般的にユーロが弱含み、ユーロ・ドルの下落でドル・円は下値の堅さも意識される。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円52銭から109円68銭、ユーロ・円は133円34銭から133円55銭、ユーロ・ドルは1.2171ドルから1.2183ドル。

【経済指標】
・日・5月企業物価指数:前年比+4.9%(予想:+4.5%、4月:+3.8%←+3.6%)

【要人発言】
・易鋼・中国人民銀行総裁
「中国の潜在的な経済成長率はある程度低下」
「人民元相場は妥当な水準で基本的な安定を維持」
「通常の金融政策を堅持」



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は反落、日本株高も米金利安を反映