7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円36銭から109円19銭まで下落し、109円25銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)は緩和縮小を急がないとの見方によるドル売りが先行したが、ユーロ・円の上昇にともない下げ渋った。

 ユーロ・ドルは1.2160ドルから1.2202ドルまで上昇し、1.2191ドルで引けた。ユーロ・円は132円89銭まで下落後、133円31銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.4162ドルから1.4190ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.8997フランから0.8967フランまで下落した。スイスの5月消費者物価指数の伸び拡大を受けてフラン買いも。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米緩和縮小観測の後退によるドル売り継続