NY外為市場でドルは上値が重い展開となった。米5月雇用統計の結果を受けて早期の緩和縮小観測が後退。5月雇用統計は、経済や雇用の過熱感を示さず、FRBが当面大規模緩和を維持することを正当化する内容となったため米国債相場は上昇。10年債利回りは1.63%から1.56%まで低下した。

ドル円は109円37銭まで下落後、109円45銭で戻りが鈍い。ユーロ・ドルは1.2165‐70ドルで高止まりとなった。ダウ平均株価は一時160ドル高となった。


<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル上値重い、ダウ160ドル高、米5月雇用統計は過熱示さずFRBの緩和策を正当化