大阪取引所金標準先物 22年4月限・夜間取引終値:6726円(前日日中取引終値↑27円)

・想定レンジ:上限6780円-下限6700円

3日の大阪取引所金標準先物(期先:22年4月限)は上昇しそうだ。金の価格決定要因として注目される米長期金利が、昨日の海外市場で1.6%近辺で落ち着いた動きとなり、金利のつかない資産である金の投資妙味が増すとの見方から金が買われやすくなった。また、原油先物相場が上昇したことなどを受け、インフレ警戒感が強まり、ヘッジ(回避)目的の金需要も継続している。こうした動きを受け、ナイトセッションで金先物は上昇しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、買い優勢の展開となりそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:上昇か、米長期金利の落ち着きやインフレ警戒反映へ