2日の日経平均は3日ぶりに反発した。ローソク足は陽線を引いたが、ザラ場高値と安値はともに3日連続で前営業日を下回り、29000円付近での上値の重さを窺わせた。終値下では5日線が上向きをキープする一方、5日線下で昨日上向いたばかりの25日線は再び下向きに転換し、根強い売り圧力を窺わせた。一目均衡表では本日、転換線が基準線を下から上に抜いたが、遅行線は弱気シグナルを発生して強弱それぞれのサインが混在する状態にあり、方向感の定まりにくい相場が続きそうだ。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日ぶり反発、陽線も25日線は再び下降