午前の東京外為市場でユーロ・円は1ユーロ=133円70銭台で推移。フォルクスワーゲン(VW)の高級車部門であるポルシェが上昇される場合VWの筆頭株主である、ポルシェ家とピエヒ家が直接出資するもようとロイターが報じている。ポルシェの上場による企業価値は最大で900億ユーロとの見方があるだけに、今後、欧州で大きな資金の流れが発生する可能性がある。

一方、東京株式市場は日経平均が107.53円安と下げ幅を若干拡大している。寄り付き前に発表された1-3月期の法人企業統計で設備投資が前の期より悪化したことや、為替が円高方向に進展していることが相場の重しとなっているようだ。また、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が高値から1200円近く下落していることも相場の重しとなっているようだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ユーロ133円70銭台、 ポルシェ家とピエヒ家がポルシェ上場で出資検討