ドル・円オプション市場で変動率は連日低下。週末要因やリスク警戒感の後退でオプション売りが優勢となった。

リスクリバーサルでは円コールスプレッドが縮小。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いに比べ、円先安感に伴う円プット買いが強まった。

■変動率
・1カ月物5.57%⇒5.46%(08年10/24=31.044%)
・3カ月物5.94%⇒5.80%(08年10/24=31.044%)
・6カ月物6.34%⇒6.24% (08年10/24=25.50%)
・1年物6.71%⇒6.64%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)

■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
・1カ月物+0.31%⇒+0.28%(08年10/27=+10.90%)
・3カ月物+0.57%⇒+0.53%(08年10/27=+10.90%)
・6カ月物+0.79%⇒+0.78%(08年10/27=+10.71%)
・1年物+1.04%⇒+1.03%(08年10/27=+10.71%)

<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 [通貨オプション]R/R、円プット買い強まる