午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=108円70銭台で推移。台湾の半導体メーカーのTSMCは、2021年の自動車向け半導体生産を60%拡大する方針を発表したとロイターが報じている。2019年比では30%の増加となるもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が219.73円高と後場に入り再び上げ幅を拡大している。午前は、一時300円以上の上昇となる場面があったものの、緊急事態宣言の延長論やアストラ製ワクチンの公的接種の当面見送りなどの報道により、早期の景気回復への期待感を後退し失速する場面があった。後場に入り、午前の安値より半導体関連株が値を戻していることが相場を下支えしているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル108円70銭台、台湾TSMC生産を拡大