17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円29銭まで上昇後、109円10銭まで反落し、109円24銭で引けた。5月米NY連銀製造業景気指数は予想を上回ったため、一時ドル買いが優勢となったが、クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長が「緩和縮小を協議するのは時期尚早」との考えを伝えたことから、ドル買いは後退した。

ユーロ・ドルは1.2135ドルから1.2162ドルまで上昇して1.2152ドルで引けた。ユーロ・円は132円54銭から132円79銭まで反発。
ポンド・ドルは1.4077ドルから1.4147ドルまで上昇した。英国は本日からロックダウンをさらに緩和、リスクの低い諸国からの旅行者に対し隔離の義務付けも解除する計画を発表するなど回復期待がポンド買いに繋がった。ドル・スイスは0.9007フランから0.933フランまで上昇。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:英国経済回復への期待でポンド買い強まる