29日午前の東京市場でドル・円は引き続き108円40銭台で推移。米国の大規模緩和策は長期間維持される可能性があることから、リスク選好的なドル買い・円売りは抑制される可能性は残されている。バイデン米大統領の議会演説については、材料視されないとの見方も。ここまでの取引レンジは、ドル・円が108円44銭から108円64銭、ユーロ・円は131円60銭から131円74銭で推移、ユーロ・ドルは1.2123ドルから1.2142ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値63.84ドル 安値63.65ドル 直近63.79ドル

【売買要因】
・米国の大型増税計画
・米国の早期利上げ観測は後退
・米国の大規模金融緩和策は長期間維持される見込み
<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は108円40銭台でもみ合う状態が続く