午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=108円80銭台で推移。米政府は脱炭素化を目的として、発電部門の送電線改良に最大で82.5億ドルの融資を行う方針を示したとロイターが報じている。送電線の耐久力や送電容量の引き上げなどの事業に対する支援になるもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が28.86円安と寄り付きから若干下げ幅を縮小して推移している。為替が円安方向で推移していることで自動車株やハイテク株が強含みしており、相場を下支えしているようだ。なお、ソフトバンクG<9984>が144円安、ファーストリテイリング<9983>が560円安となり相場の重しとなっているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル108円80銭台、米政府・電線改良に82億ドル融資