23日の日経平均は反落した。ローソク足は下ヒゲを伴う陽線を描いて下値での買い需要を確認する形となった。ただ、ザラ場高値は下向きの5日線を本日まで4日連続で下回り、売り圧力の強さも窺える。一目均衡表では、終値は雲中だが、ザラ場では一時雲下限割れ。転換線は横ばいながら昨日まで横ばいだった基準線が下向きとなり、下値不安を残して週末を迎えた。RSI(14日ベース)は33.14%、東証1部の騰落レシオ
(25日ベース)は83.10%といずれも今年最低水準だが、RSIで20%台など底値圏までは低下余地があり、来週は下振れリスクに留意が必要となろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落、連日の5日線割れ