21日の東京外為市場でドル・円は下げ渋り。日本での新型コロナウイルスの感染拡大で経済への影響を懸念した円買いが優勢となり、午前中に108円14銭から107円88銭まで下落。ただ、日経平均株価が28500円台を維持し、円買いはその後抑制された。

・ユーロ・円は130円14銭から129円83銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.2044ドルから1.2013ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円108円20-30銭、ユーロ・円130円00-10銭
・日経平均株価:始値28,660.36円、高値28,778.93円、安値28,419.84円、終値28,508.55円(前日比591.83円安)

【経済指標】
・NZ・1-3月期消費者物価指数:前年比+1.5%(予想:+1.5%、10-12月期:+1.4%)
・豪・3月小売売上高速報値:前月比+1.4%(予想:+1.0%、2月:-0.8%)
・英・3月消費者物価指数:前年比+0.7%(予想:+0.8%、2月:+0.4%)
・英・3月生産者物価指数・産出:前年比+1.9%(予想:+1.7%、2月:+0.9%)
・南ア・3月消費者物価指数:前年比+3.2%(予想:+3.3%、2月:+2.9%)

【要人発言】
・中国外務省報道官
「日本の原発処理水に関する動き、国連などで協議すべき」



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、円買いの後退で