日経平均は385円安(9時10分現在)。米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。国内でも新型コロナ感染が拡大しており、大阪府が緊急事態宣言の発令を政府に要請するなど、今後、各地でより厳しい経済制限が課されるとの警戒感が強いことに加え、昨日前場のTOPIXが1.25%下落したが日銀がETF購入を見送ったことも買い意欲を委縮させたとの指摘もあり、株価の重しとなった。一方、昨日の日経平均が600円近く下落した後ということもあり、値ごろ感からの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はやや下げ渋っている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は385円安、寄り後やや下げ渋り