16日の日経平均は小幅続伸した。終値は25日線上方を走る5日線を上回ったが、ローソク足は日足、週足ともに陰線を引いた。25日線が上向きから下向きに転じ、5日線の下降継続とともに短期的な売り圧力増大を示唆している。RSI(14日ベース)は56.34%
(昨日59.24%)、東証1部の騰落レシオ(25日ベース)は110.63%(昨日112.44%)
といずれも中立圏中央側に寄り、売り買いの拮抗状態を確認する形となった。一目均衡表では、株価は雲上方にとどまったが、遅行線が弱気シグナル発生を開始して三役好転が終了しており、来週は下振れリスクに留意が必要となろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小幅続伸、25日線下降し一目均衡表は三役好転終了