午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=110円10銭近辺で推移。寄り付き前に発表された2月の実質消費支出は前年同月比6.6%減の25万2451円となり、市場予想の5.2%減を下回った。なお、サラリーマン世帯では6.9%減の28万781円となった。

一方、東京株式市場は日経平均が14.16円高と寄り付きから上げ幅を縮小している。本日に発表された経済指標の悪化を受けて、投資家のリスクセンチメントが低下し高値警戒感が高まっているようだ。また、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が本日の高値より1000円程度下落していることや、ソフトバンクG<9984>も100円以上の下落となっていることも相場の重しとなっているようだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル110円10銭近辺、2月の実質消費支出が市場予想下回る