5日のニューヨーク外為市場でドル・円は110円54銭から109円96銭まで下落して引けた。米金利先物市場での米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ確率が行き過ぎとの見方も手伝い長期金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1760ドルから1.1820ドルまで上昇して引けた。

  
ユーロ・円は130円16銭まで上昇後、129円86銭まで反落。

  
ポンド・ドルは1.3861ドルから1.3913ドルまで上昇。英国のジョンソン首相はパンデミック感染拡大の抑制を目指した規制を12日から緩和開始する計画を明らかにした。回復の遅れを警戒したポンド売りが後退。

ドル・スイスは0.9427フランから9354フランまで下落した。


 [経済指標] ・米・3月サービス業PMI改定値:60.4(予想:60.2、速報値:60.0)・米・3月総合PMI改定値:59.7(速報値:59.1)・米・3月ISM非製造業景況指数:63.7(予想:59.0、2月:55.3)・米・2月製造業受注:前月比-0.8%(予想:-0.5%、1月:+2.7%←+2.6%)・米・2月耐久財受注改定値:前月比-1.2%(予想:-1.1%、速報値:-1.1%)・米・2月耐久財受注(輸送用機除く)改定値:前月比-0.9%(予想:-0.9%、速報値:-0.9%)・米・2月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比-1.1%(速報値:-1.0%) <KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 4月5日のNY為替概況