日経平均は438円高(9時15分現在)。米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。バイデン大統領の記者会見を受け、東京市場でも景気の先行き楽観ムードが広がり、株価支援要因となった。また、3月末配当の権利付き最終日を週明け29日に控え、配当取りの買い需要が指摘されたほか、外為市場で1ドル=109円20銭前後と昨日15時頃に比べ20-30銭ほど円安・ドル高に振れたことも安心感となった。一方、国内で新型コロナ新規感染者数が増加に向かっていることや、ワクチン接種の人員確保が難航していることなどが懸念され、また、3月期末を前に機関投資家の資産配分調整の売りも警戒されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は438円高、寄り後上げ幅拡大