24日午前の東京市場でドル・円は弱含み、108円半ばでやや値を下げる展開となった。米10年債利回りの低下を受け、ドルは売り優勢で主要通貨に対して下落。欧州での新型コロナウイルス再拡大で欧州通貨は売られやすいが、対ドルでは下げ渋った。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円45銭から108円64銭、ユーロ・円は128円44銭から128円77銭、ユーロ・ドルは1.1836ドルから1.1855ドル。

【要人発言】
・日銀政金融政策決定会合議事要旨(1月20-21日分)
「景気感応的な財において値下げの動きがみられる点は気がかり」(1人の委員)
「YCCについて過度なフラット化の回避必要な時にちゅうちょなく金利を引き下げられる工夫がないか検討に値する」(ある委員)
「10年金利が上下にある程度変動することは金融機関の運用ニーズに資する」(同)

【経済指標】
・NZ・2月貿易収支:+1.81億NZドル(予想:+1.81億NZドル、1月:-6.47億NZドル←-6.26億NZドル)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は弱含み、米金利の低下で