NY外為市場では長期金利低下に伴いドル・円が軟調に推移した。ドル・円は108円58銭と、11日来の安値圏で推移。一方、ワクチンの混乱で回復の遅れを懸念し欧州通貨も安い。

パウエルFRB議長はイエレン米財務長官と参加する下院金融サービス委での公聴会において、期近の見通しはワクチンや追加経済対策により成長が押し上げられるが労働市場や経済に不確実性が存続し、回復には大規模な財政・金融支援が必要と繰り返す可能性が強い。ハト派姿勢を織り込み米国債相場は続伸。10年債利回りは一時1.62%まで低下したのちも1.66%で17日来の低水準となった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル・円軟調、米10年債利回り1.65%