17日の米国市場では、NYダウが189.42ドル高の33015.37と史上最高値を更新し、ナスダック総合指数が53.64pt高の13525.20、シカゴ日経225先物が大阪日中比95円高の2
9815と上昇。18日早朝の為替は1ドル=108.80-90円(17日大引け時は109.17円付近)。本日の東京市場では、米株高・金利上昇から金融株全体に買いが予想され、みずほ<8411>、野村<8604>などの値上がりが期待できよう。新型コロナ流行を受けた
「緊急事態宣言」について政府が首都圏の1都3県分を解除する方向にあり、JAL<9201>、OLC<4661>にも資金が向かいそうだ。反面、原油先物安から三井物<8031>をはじめとする大手商社株の軟化が予想される。17日大引け後の情報開示銘柄では、今期の増配や増益予想などを発表したエニグモ<3665>、神鋼環境ソリューション<6299>、コーセル<6905>などに買いが入ろう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたアダストリア<2685>、クラレ<3405>、SUMCO<3436>、日本ゼオン<4205>、ペプチドリーム<4587>、三井金属<5706>、TDK<6762>、日東電工<6988>、ダイレクトマーケティングミックス<7354>、任天堂<7974>、しまむら<8227>、ふくおかフィナンシャル<8354>、SBI<8473>、スクエニHD<9684>、SCSK<9719>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:アダストリアやクラレなどに注目