16日午前の東京市場でドル・円は、109円20銭台で推移し、強含み。短期的にリスク回避的な為替取引は減少するとの見方が依然として多いようだ。仲値時点のドル需要は通常並みだったようだ。日本銀行は今週18-19日開催の金融政策決定会合で10年国債金利の変動幅を変更しないとの見方が広がっており、日米金利差拡大の可能性は消えていないことから、ドル・円は底堅い動きを保つと予想される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円10銭から109円25銭で推移、ユーロ・円は130円14銭から130円31銭で推移、ユーロ・ドルは1.1924ドルから1.1934ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値65.43ドル 安値65.23ドル 直近65.38ドル

【売買要因】
・OECDは2021年の世界経済成長予測を上方修正
・米長期金利の高止まり
・米追加経済対策法案成立

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は109円25銭まで戻す、日経平均は3万円に接近