午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円10銭台で推移。19日に発表される日銀の政策決定会合の政策点検について、小さな調整にとどまる見通しとブルームバーグが報じている。エコノミストや市場関係者、日銀ウォッチャーの大半は現行の枠組みに収まる範囲になると予想しているもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が33.33円高と寄り付きから上げ幅を拡大している。日銀の政策点検では大きな変動が無く円安が進行するとの見方から底堅い値動きでの推移となっているもようだ。また、指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>が195円高、ファーストリテイリング<9983>が40円安と、両銘柄が指数にマイナスの寄与度を与えていないことも相場を下支えしているようだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル109円10銭台、日銀の政策決定会合は小さい調整か