16日午前の東京市場でドル・円は、109円10銭台で推移。日経平均は小幅高で推移しており、目先的にリスク回避的な為替取引が増える可能性は低いとみられる。日本銀行は10年国債金利の変動幅を拡大しないとの見方が広がっており、日米金利差拡大の可能性は消えていないことから、ドル・円は底堅い動きを保つと予想される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円10銭から109円17銭で推移、ユーロ・円は130円18銭から130円47銭で推移、ユーロ・ドルは1.1924ドルから1.1934ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値65.43ドル 安値65.23ドル 直近65.38ドル

【売買要因】
・OECDは2021年の世界経済成長予測を上方修正
・米長期金利の高止まり
・米追加経済対策法案成立

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は109円10銭台で推移、リスク回避的な取引拡大の可能性低い