10日午前の東京市場でドル・円は、108円60銭近辺で推移。経済開発協力機構(OECD)による世界経済成長予測の上方修正を受けてリスク回避的な取引は縮小している。ただ、日経平均は小幅安で推移しており、株安を意識してドルはやや上げ渋っているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円47銭から108円69銭で推移、ユーロ・円は129円03銭から129円32銭で推移、ユーロ・ドルは1.1890ドルから1.1903ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値64.08ドル 安値63.84ドル 直近63.94ドル

【売買要因】
・OECDは2021年の世界経済成長予測を上方修正
・米長期金利の高止まり
・米追加経済対策の早期成立期待

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:日経平均は小幅安、ドルはやや上げ渋る