労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比9000件増の74.5万件と、前回から増加も予想75万件を小幅下回った。失業保険継続受給者数は429.5万人と前回441.9万人から予想以上に減少し1年ぶりの低水準となった。

10-12月期非農業部門労働生産性改定値は前期比年率-4.2%と1-3月期以来のマイナスも、速報値-4.8%から上方修正され予想も上回った。一方、同期単位労働コスト改定値は前期比年率+6.0%と、速報値+6.8%から下方修正され予想も下回った。

予想を下回った新規失業保険申請件数を受けドル買いが続いた。ドル・円は107円35銭から107円44銭までじり高推移し7月以降最高値を更新。1.2038ドルから1.2028ドルまで下落した。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:74.5万件(予想:75万件、前回:73.6万件←73.0万件)
・米・失業保険継続受給者数:429.5万人(予想:430.0万人、前回:441.9万人)
・米・10-12月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率-4.2%(予想:-4.7%、
速報値:-4.8%)
・米・10-12月期単位労働コスト改定値:前期比年率+6.0%(予想:+6.6%、速報値
:+6.8%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米先週分新規失業保険申請件数が予想小幅下回る、ドル堅調