2日の米国市場では、NYダウが143.99ドル安の31391.52、ナスダック総合指数が230.04pt安の13358.79と下げたが、シカゴ日経225先物は大阪日中比30円高の29520と小幅上昇。3日早朝の為替は1ドル=106.60-70円(2日大引け時は106.82円付近)。本日の東京市場では、2日に急落したJAL<9201>、ANA<9202>などの値戻しが予想され、任天堂<7974>、ソニー<6758>にも押し目買いが入ろう。ただ、米国株の調整長期化に対する懸念から指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983>やソフトバンクG<9984>は上値が限られよう。2日大引け後に業績予想の上方修正や月次売上高の増加を開示したIMAGICA GROUP<6879>、ナルミヤ・インターナショナル<9275>などに買いが予想される。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測された日本ハム<2282>、アサヒ<2502>、味の素<2802>、BML<4694>、AGC<5201>、アンリツ<6754>、カシオ<6952>、オリンパス<7733>、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>、T&DHD<8795>、西鉄<9031>、近鉄GHD<9041>、阪急阪神<9042>、京阪HD<9045>、沖縄セルラー<9436>、ソフトバンクG<9984>などに注目。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:日本ハムやAGCなどに注目