2日のロンドン外為市場で、ドル・円は106円83銭から106円91銭まで上昇した。欧州株が上昇に転じ、米株先物が下落するなか、米10年債利回りが1.44%台まで上昇し、ドル買いが優勢気味になった。

 ユーロ・ドルは1.1992ドルまで下落後、1.2027ドルまで上昇。欧州中央銀行(ECB)が債券利回り上昇抑制に動くとの思惑によるユーロ売り先行後、対ポンドでのユーロ買いが波及か。ユーロ・円は128円19銭まで下落後、128円55銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.3902ドルまで上昇後、一時1.3859ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.9168フランから0.9194フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 ドル・円は106円91銭まで上昇