NY外為市場でユーロは欧中中銀が利回りの上昇抑制に動くとの見方にユーロ売りが優勢となった。ビルロワ・ドガロー仏銀総裁が、正当化しないタイト化には対応すべきと、利回りの上昇を抑制するための国債購入拡大などの必要性を主張した。

総裁の発言を受けてイタリア債などの利回りが低下。ユーロ売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.2068ドルから1.2028ドルまで下落後も1.20ドル台の前半でもみ合いとなった。ユーロ・円は128円60銭から128円22銭まで下落し、24日来の安値を更新。ユーロ・ポンドは0.8648ポンドで推移した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ軟調、仏中銀総裁が利回り上昇抑制が必要と主張