午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=104円60銭台で推移。日銀の中村審議員は、高知県の金融経済懇談会で、ETFに限らず、大量の資産買入や保有の長期化で市場機能に影響が生じると述べた。

一方、東京株式市場は日経平均が39.60円高とプラスに転じている。アジア市場では上海総合指数が続伸してスタートしており、このことで投資家のリスクセンチメントが改善し、相場の下支え要因となっているようだ。また、米イーライリリーの抗体薬が、コロナ治療薬として緊急使用承認をしたと伝わっており、このことも好感されているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル104円60銭台、中村日銀委員、資産家入れ長期化で市場に影響