9日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円70銭から104円50銭まで下落して引けた。米債利回り低下に伴うドル売りや株安に連れリスク回避の円買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.2090ドルから1.2110ドルまで上昇して引けた。ドイツのメルケル首相はロックダウンを延長、学校を3月初旬まで休校とする意向を示しだが、もし、感染ペースが鈍化し管理可能な水準まで低下したら、3月から緩やかに経済活動の再開を提案したことが下支えとなった。ユーロ・円は126円44銭まで下落後、126円70銭まで上昇。米国株式相場の回復に連れリスク回避の円買いが後退。



  
ポンド・ドルは1.3770ドルから1.3815ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.8946フランから0.8920フランまで下落した。

[経済指標]・米・12月JOLT求人件数:664.6万件(予想:640.0万件、11月:657.2万件←652.7万件) <KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 2月9日のNY為替概況