日経平均は88円高(9時10分現在)。米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。発表が続く20年4-12月期決算や米追加経済対策への期待が株価支援要因となったほか、菅首相が新型コロナワクチン接種について2月下旬開始の目標を前倒しし2月中旬に接種を始める意向を示したことに加え、米ファイザーとワクチンを開発した独ビオンテックのCEOが日本での承認後すぐに供給できることを強調したと伝えられたことも安心感となった。一方、緊急事態宣言の延長による足元景気への悪影響が懸念されたほか、昨日までの2日間で日経平均が700円近い上昇となった後というともあり、利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は88円高、寄り後もみ合い