大阪取引所金標準先物 21年12月限・夜間取引終値:6184円(前日日中取引終値↑23円)

・想定レンジ:上限6250円-下限6150円

29日の大阪取引所金標準先物(期先:21年12月限)は上昇しそうだ。一昨日27日の米国市場で株価が大幅に下落し、株価下落による損失を金の換金売りで補う動きが警戒されたが、昨日28日の米国株式相場が反発したことでこうした懸念が後退し、金投資に安心感が広がっている。また、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが上値の重い展開となり、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいやすくなっている。こうした動きや心理を映し、ナイトセッションで金先物は上昇しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、底堅く推移しそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:上昇か、米国株反発で換金売り懸念が後退へ