NY外為市場ではユーロ買いが一段落したものの、良好な経済指標を好感した買いも根強く底堅い展開となった。ユーロ・ドルは一時1.2090ドルから1.2142ドルまで上昇し日中高値を更新後、1.2126ドルまで反落。ユーロ・円は126円20銭から126円67銭まで上昇し、13日来の高値を更新後、126円40銭まで反落した。ユーロ・ポンドは0.8870ポンドから0.8832ポンドまで下落した。

ユーロ圏1月景況感指数は91.5と、12月92.4から低下も予想を上回った。また、ドイツの1月消費者物価指数速報値も前年比+1.0%と、ほぼ1年ぶりのプラスで、3月来で最大の伸びとなった。

[経済指標]
・ユーロ圏・1月景況感指数:91.5(予想:89.6、12月:92.4←90.4)
・独・1月消費者物価指数速報値:前年比+1.0%(予想:+0.7%、12月:-0.3%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ底堅い、独1月CPIやユーロ圏1月景況感指数が予想上回る