NY外為市場ではリスク回避の円買いが再燃した。ユーロ・円は127円35銭から127円00銭まで反落。ドル・円は104円00−05銭で伸び悩んだ。

民主党が政権・議会で主導を握るブルーウェーブで大規模な追加経済対策への期待は根強い。国民への2000ドルの追加給付金も確実視されていた中、中立派の民主党上院議員、ウエストバージニア州ジョー・マンチン州知事が反対姿勢を示したと報じられたため、期待感が後退。ダウ平均株価は一時200ドル近く下落。10年債利回りは1.12%から1.10%まで低下した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオフ、追加国民給付金への期待後退=一部民主党議員の反対で