7日の米国市場では、NYダウが211.73ドル高の31041.13、ナスダック総合指数が326.69pt高の13067.48といずれも史上最高値を更新し、シカゴ日経225先物が大阪日中比155円高の27595。8日早朝の為替は1ドル=103.70-80円(昨日大引け時は103.21円付近)。本日の東京市場では、米国株高と円安、米10年物国債利回りの上昇が重なり、昨日売買代金ランキング上位に並んだ三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、オリックス<8591>といった金融株の連騰が予想され、全体相場の上昇をはやして野村<8604>をはじめとする証券株も上昇しよう。政府による緊急事態宣言の再発令からJR東日本<9020>、JR東海<9022>、JAL<9201>、OLC<4661>などの軟化が予想される。昨日大引け後の好決算発表銘柄では、わらべやHD<2918>、キユーソー流通システム<9369>、大黒天物産<
2791>などの値上がりが期待できよう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたスシローGHD<3563>、花王<4452>、コーセー<4922>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、マキタ<6586>、シスメックス<6869>、スズキ<7269>、SUBARU<7270>、日本ライフライン<7575>、メニコン<7780>などに注目。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:スシローGHDや花王などに注目