本日のマザーズ先物は続伸が予想される。7日の米国市場は議会がバイデン氏の大統領選勝利を確定し政局不安が後退したため寄り付きから上昇。12月ISM非製造業景況指数が予想外に11月から改善すると回復への期待も広がり上げ幅を拡大し、ダウ、ナスダック総合指数とも史上最高値を更新し引けた。本日のマザーズ先物は米国市場が史上最高値を更新したことやナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ、続伸でのスタートが予想される。国内では非常事態宣言で、企業による在宅ワークの推進が加速していることから、BASE<4477>やメルカリ<4385>など巣籠り関連銘柄の物色の流れが強まり、先物を押し上げることが期待される。また、八十二銀行<8359>の湯本頭取がDXなどの従来の計画をスピードアップすると述べたと日本経済新聞社が報じており、AIinside<4488>など電子化関連銘柄には追い風となりそうだ。日足チャートでは、今日こそ大引けで75日線を突破することが期待される。本日の上値のメドは1230.0pt、下値のメドは1171.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続伸、75日線突破が期待