大阪取引所金標準先物 21年10月限・夜間取引終値:6246円(前日日中取引終値↑32円)

・想定レンジ:上限6280円-下限6200円

24日の大阪取引所金標準先物(期先:21年10月限)は上昇しそうだ。前日の米国株式市場でダウ平均が大幅反発し、市場ではリスク資産選好が進んだ。本来なら安全資産とされる金は売られる局面だが、このところ金は安全資産としての機能が希薄となっており、金からリスク資産への資金移動は見られなかった。こうした中、金先物はドル相場の戻りの鈍さを手掛かりに、ナイトセッションで堅調に推移しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ買い優勢の展開となりそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:上昇か、軟調なドル相場反映へ