NY外為市場でポンドは高値付近から利食いと思われる売りや新型コロナ変異種拡大で規制強化を嫌気した売りに上昇が一段落した。ポンド・ドルは英国と欧州連合(EU)が通商交渉で大筋合意との報道を好感し1.3571ドルまで急伸後1.3500ドル前後で推移。ポンド円は139円53銭から140円32銭まで上昇後、139円台後半でもみ合い。ユーロ・ポンドは0.9028ポンドから0.9001ポンドまで下落後、0.9025ポンドでもみ合いとなった。

英国のフロスト首席交渉官やバルニエEU首席交渉官は、草案の最終調整の段階だが通商協定は合意したとしている。また、英国のジョンソン首相やフォン・デア・ライエン委員会が声明を発表する可能性も報じられている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ポンド伸び悩む、いったん利食いも、英EU通商協定は最終調整段階