15日のロンドン外為市場で、ドル・円は104円04銭から104円13銭で推移している。欧州通貨でドル売りが目立ち、ドル・円でもドル売りが優勢気味になっている。

 ユーロ・ドルは1.2132ドルから1.2162ドルまで上昇し、ユーロ・円は126円24銭から126円59銭まで上昇している。米FRBの追加緩和観測がユーロ買いにつながっているもようだが、欧州中央銀行(ECB)理事のユーロ高けん制的な発言で上げ渋っている。

 ポンド・ドルは1.3333ドルから1.3280ドルまで下落。ロンドンなどでの警戒レベル最高への引き上げを受けて、ポンド売りが先行している。ドル・スイスフランは0.8874フランから0.8850フランまで下落している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル売りが優勢気味に