11日の日経平均は続落した。5日線が下降を続けたほか、ザラ場高値と安値は前日水準を下回り、ローソク足が陰線を引いて売り圧力の強さを窺わせた。オシレーター系指標では、RSI(14日ベース)は71.95%(昨日71.86%)と高止まりして短期的な過熱感を残している。しかし、終値は5日線上をキープしてパラボリックは買いサイン点灯を継続。25日線や日足の一目均衡表の基準線が上向きで上昇トレンド継続を示唆している。週足ベースのローソク足が2本連続で下ヒゲを出して下値の堅さを確認する形となっており、来週に日柄調整を持ち越す可能性が意識される。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、陰線も終値5日線キープ