8日の日経平均は3日続落した。ローソク足は陽線を引いたが、ザラ場高値と安値は昨日水準を下回り、11月2日をボトムに上昇を続けてきた5日線が下降を開始。昨日は新値3本足やパラボリックが陰転したばかりでもあり、短期調整トレンド入りを確認する形となった。25日線との上方乖離率が2.99%、RSI(14日ベース)が58.93%といずれも中立圏に収まるなど過熱感の解消は急速に進んでいるが、ボリンジャーバンド(25日ベース)の+1σ相当の値幅は995.53円と依然として大きく、明日9日も取引時間中の大幅安リスクに留意が必要となろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日続落、5日線下降開始で短期調整を確認