7日の日経平均は続落した。12月2日に付けたバブル崩壊後のザラ場最高値を上回って高寄りした後、ローソク足は胴体部分の長い大陰線を示現し、売り圧力の強まりを窺わせた。終値は5日線を下回ったほか、新値3本足とパラボリックが陰転し、短期的な調整局面入りを強く示唆している。明日8日終値が26787.54円を下回ると5日線が上向きから下向きに転じ、短期下落トレンド延長のリスクが増す点に留意したい。一方、25日線との上方乖離率は5%ラインを下回って3.87%(先週末5.19%)に低下し、過熱感が急速に後退した格好となった。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、新値足とパラボリ陰転し短期調整示唆