2日午前の東京市場で、ドル・円は104円30銭台で推移。日経平均は反落したが、株安を警戒したドル売り・円買いは増えていないようだ。仲値時点のドル需要は通常並みだったようだ。国内におけるウイルス感染拡大が警戒されているが、経済規制がただちに強化されるとの見方は増えていない。外部環境が悪化しない場合、リスク回避的な円買いは縮小するとの見方も出ている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は104円23銭から104円39銭、ユーロ・ドルは、1.2067ドルから1.2074ドル、ユーロ・円は、125円78銭から125円95銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米国経済の本格的な再開への期待で長期金利は高止まりの可能性
・米国の政治不安

・NY原油先物(時間外取引):高値44.39ドル 安値44.03ドル 直近値44.14ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:日経平均反落もドル売りは限定的