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大幅反発。モバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」を松屋が採用したと前日に発表している。松屋はPlatioを導入して、ノーコードで独自の衛生管理のための「食品表示チェックアプリ」を2日で作成したようだ。26日には明治安田生命保険が出席型バーチャル株主総会ソリューションを採用したとも発表しており、同社製品の相次ぐ採用発表に評価の高まる展開となっている。
エアトリ<6191>:1310円(+83円)
大幅反発。前日に21年9月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の3億円から3.9億円に増額、前期は87.6億円の赤字であった。Go Toトラベルを追い風にして、エアトリ旅行事業の国内領域において収益及び利益が想定以上に回復しているほか、新たに開始したヘルスケア事業も順調に立ち上がって収益に貢献しているようだ。11月13日に業績見通しを公表したばかりであり、早いタイミングでの上方修正がインパクトに。
富士電機<6504>:3530円(-180円)
大幅反落。半導体製品の不具合問題で複数の納入先との和解が成立、損失額が現時点で103億円になると発表している。13年7月から19年6月までに製造した一部のパワー半導体において、部品に不具合が見つかり、使い方次第では故障などが起きていたもよう。103億円のうち21億円は上半期決算に計上しているようだ。今期純利益予想は275億円見込みであり、損失額は想定よりも大きいとの見方になっている。
エンプラス<6961>:3195円(+366円)
大幅反発。発行済み株式の4.35%に当たる50万株、15億円を上限とする自社株買いの実施を発表している。取得期間は12月1日から21年3月31日までとしている。11月17日から11月26日にかけて12.5億円の自社株買いを実施したばかりであり、矢継ぎ早の自社株買い実施にポジティブな反応が強まっている。当面の需給下支えとして期待されているほか、積極的な株主還元姿勢も評価する流れに。
リクルートHD<6098>:4286円(-114円)
大幅続落。大株主8社が政策保有株を最大9472万株売り出すと発表している。発行済み株式総数の約5.59%に当たる規模となり、金額ベースでは19年8月の売出規模を上回る可能性ともされている。これまでも持ち合い解消売り圧力は強いとされてきたが、短期的な需給悪化を警戒する動きが優勢に。売出価格は12月2-3日の終値を基準に算出するようだ。需給悪化緩和のため、最大700億円、2000万株を上限とした自社株買いも発表している。
ADWAYS<2489>:622円(+91円)
年初来高値。東証の承認を受け、7日から第1部に市場変更すると発表している。アドウェイズは「事業の拡大と企業価値向上に努める」とコメントしている。1部上場で同社株は来年1月末からTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄となるため、指数に連動した運用を目指すパッシブファンドなどの需要を期待した先回り買いが入っている。株価が心理的な節目である600円を突破したことで更なる先高観にもつながっているようだ。
ケアネット<2150>:6350円(+970円)
年初来高値。東京海上ホールディングス<8766>と資本業務提携すると発表している。両社で協力してデータとテクノロジーを駆使した新たなヘルスケアサービスや保険商品の開発などを行うことが目的。主要株主のサンバイオ<4592>が東京海上HD子会社の東京海上日動火災保険に保有するケアネット株の一部を総額20億円程度で売却する。売却株数は未定だが、議決権ベースで5.45%程度を想定している。
AIinside<4488>:76400円(+8200円)
大幅に続伸。ショーケース<3909>と資本業務提携契約を締結すると発表している。同社が実施する第三者割当増資で新株177万1100株(保有割合20.71%)を引き受け、持分法適用関連会社とする。取得価額は約12.3億円。AIプラットフォーム構想の実現に向けて長期的なパートナーシップを構築することが目的で、両社の技術やノウハウ、製品の相互利用・販売に加え、製品やサービスの共同開発などを検討していく。
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