午前の東京外為市場でユーロ・円は1ユーロ=124円70銭台で推移。ユーロ圏財務相会合は、新型コロナの感染拡大で停滞している、欧州安定メカニズム(ESM)改革を進めることで合意したとロイターが報じている。独財務相は「ESM改革はユーロや銀行の強化につながる、投機筋による攻撃に対しユーロ圏がより強力に対応できるようにしたい」と述べた。

一方、東京株式市場は日経平均が390円高で午前の取引を終了した。新型コロナワクチンのモデルナの早期承認で経済の早期回復期待が高まり、上げ幅を拡大したとの見方があるようだ。また、中間配当を12月1日に振り込みする企業も226社と多くあることから、配当の再投資の買い需要も株価を下支えしているとの見方もあるようだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ユーロ124円70銭台、日経平均大幅高、ユーロ圏ESM改革で一致