NY外為市場では月末ロンドンフィキシングに向けてドル買いが強まった。

ドル・円は低調な経済指標を受けて一時104円07銭まで下落後、104円37銭まで上昇し26日来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.2003ドルの高値から1.1948ドルまで反落した。ポンド・ドルは1.3385ドルの高値から1.3320ドルまで反落。ドル・スイスは0.9033フランまで弱含んだのち、0.9065フランまで上昇した。

バーキン米リッチモンド連銀総裁は現行ペースの資産購入がすでにかなり強い刺激策を供給しているとの考えを示したため市場のQE拡大の見通しが後退。米10年債利回りは上昇し、0.85%で推移した。

ダウ平均株価は一時435ドル安となった。



<KY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:フィキシングにかけドル買い強まる、米10年債利回りは上昇