19日の日経平均は続落した。ザラ場高値と安値は前日水準を下回った。終日は5日線下で推移し、ローソク足はマドを空けて下げたが、胴体部分は短いながらも下ヒゲを伴う陽線を引いて底堅さを発揮した。一目均衡表でも転換線が上向きを継続し、短期的な上昇圧力を窺わせている。一方、25日線との上方乖離率は5.72%(昨日6.46%)に低下したが、依然として5%ライン上にあり、また、RSI(14日ベース)も78.48%(昨日78.62%)と高止まりしており、過熱感の残りも意識される。


<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、終値5日線割れも下ヒゲ形成で底堅さ示す