欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁はブルーンバーグTVとのインタビューで、新型コロナワクチン開発の前進がECBの見通しを大幅に修正させることはないとし、「ECBは手段を再修正する用意がある」と、12月の追加緩和の可能性を再確認した。「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)、貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)は効果的」とし、PEPPやTLTROを用いた追加緩和を実施する可能性を示唆した。

ECBの追加緩和観測を受け、ユーロ・ドルは1.1877ドルから1.1868ドルへじり安推移。ユーロ・円は123円77銭から123円67銭へ弱含んだ。ユーロ・ポンドは0.8955−60ポンドの安値圏でもみ合った。




<KY>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ反落、ラガルドECB総裁が追加緩和の可能性を示唆